クリエイティブの源
どもども
先週は東京に来てから一番やる気のない週でした。
なんでこんなにやる気がなかったのだろうと考えていたのですが原因は二つでした。
①余裕(暇)が時間的にも精神的にもなかった
事業が全くうまくいかず、何をしてよいかもわからず、時間的にも睡眠時間毎日2時間とかでずっと働きました。
弱音も吐けず、何のためにやっているのかもわからず、体はボロボロ。
まともに栄養のあるものは食べず、ジャンクフードにたばこにどんどん体に悪いことばかりしていました。
そうするとどんどん悲観的になっていく自分がすごくわかりました。
なんでこんなにしんどいんだろうってずっと思ってました。
更に自分がどれだけ力がないか、見たくもないものを突き付けられて絶望していました。
当然それに比例して自分の部屋もすごく汚くなってしまっていたし、今まですごく気を付けていた身なりも汚くなっちゃっていました。
②なんのためにやっているかわからない
僕はなんでこんなしんどい思いをしないといけないのか?
全然わかりませんでした。
何のためにやっているのか、シンプルに見失っていました。
でも、今日一日休んで、昨日は先輩に連れられてシンプルにおいしい飯を食べてゆっくりしてはじめて気づきました。
「暇こそクリエイティブの源」
先輩と飲んでいて酔いながら言ったことなんですけど改めて今日これはかなり本質的だと感じました。
別に芸術に詳しいわけではないですが、クリエイティブの代表格である芸術も時代的に暇なときに生まれました。
人は暇すぎるとワクワクするものを自然に見つけようとするんじゃないかなと思いました。
今日だって暇だったから勉強しててそこで学ばなくちゃいけないから学んでいたのではなく、学びたいから学んでいたのでこんなことがしたいがたくさん出てきました。
別に設けたいとかではなくて、シンプルにみんなが困っていることを解消できる仕組みを考え抜きたいと思いました。
だから、いま解消したいのは「人々がなんとなく課題だと思っていることを解決する会社」を創ること、もっと言うなら「世界中の人々の課題を解決して、暇にしてあげるソリューションを提供する会社」を創りたいと考えています。
その先に自己実現ってあるんじゃないかなと。
みんな今何がしたいですか?
そしてそれがなぜ今できないんですか?
「時間がないから」
「暇がないから」
「お金がないから」
「締め切りがあってそれどころじゃない」
たぶんそんな理由ですよね。
全部その原因を解消してあげたい。
いいじゃん、大手でもひまであって。
中小でも暇を作っていいじゃん。
そしたらその人たちがその暇を使って新しいことを始めて、もっと便利になって、そこでお金を使って経済が回って。
ワクワクして死んでいく人が増えるとおもいます。
会社だってそう。別に大きくなんなくたっていいじゃん。
大きくすることを目的にするからおかしなKPIができて。それでみんな疲弊して。
一個一個、みんなが解決してほしい課題を解決していってあげれば、それで売り上げは上がるし、もっと大きな課題が解決したければ、そこまでの道筋を示してお金を集めればいいし。
大きくなった時にどんなことができるようになるのか。
そこを言葉にして、みんなにわからせてあげるのが社長の仕事。
じゃないとしんどくて何のためにやってるかわからなくなって疲弊しちゃう。
だから、暇もなくなりクリエイティブなこともできなくなっちゃう。
そんでそこはわかっているけど、立ち上げってホント大変。
でも大変だからって長く働いてやればいいってわけでもない。
そうすると暇がなくなり、クリエイティブなアイデアも出てこなくなる。
いやー、やっぱ自分の考えをかなりストレッチできているいい環境だな。
今の社長が成したい世界観を本気で成すべく、そんな半ば起業経験をできるのがベンチャーの良さ。
やったりましょ。