自分のコンパス
どもども
「人生の勝算」というSHOWROOMの前田さんが書いた本を読んで絶賛刺激を受けまくっております。
今回は常に出てきたキーワードとして、スナックにあるコミュニティの力。
未完成の余白があるからこそ、人はそこにコミュニティを築く。
現代のエンターテインメントの課題を解決しようとし続けるあの人の熱を非常に感じる名著の一つでした。
その話の中で非常に印象深いのが、価値観にまつわるあの人のお兄さんのエピソードです。
お兄さんは最大価値観として幼少期から常に家族を大事にしてきた。そして仕事をする今でも、何より家族との時間を大事にしている。たとえ給料が二倍となる外資からのオファーが来ても、仕事量が2倍になるなら意味がないと断る始末。
ただ前田さんとしてはこのぶれないコンパスこそが一番の尊敬できるポイントだそうだ。
となると、俺は何がコンパスなのか、本を読み終えた後、必死に考えてみた。
いや、浮かんできたに近しいかもしれない。
「誰もしたことのないことをしてみたい」
そして誰もできていなかったことをして、イギリスでのパーティーの時や、それこそ今のお客さんがイベントですごく喜んでくれる姿を見て、価値を出せたとすれば、これはこの上ない幸福度だと思う。
やっぱり根本にあるのは「誰もしたことがないことをしてみたい」との感情かもしれない。
高校で一条から甲子園を目指すのも、右投げから左投に帰るときの高揚感も、誰もやったことがないことを成した自分が誇らしく、その誇らしい自分を想像して頑張ることができる。
誰もしたことがないことをしてみたい。だから、ほかの人に先を越されたくない。
自分がもっと優れていたい。まだまだ逃げ続ける自分が恥ずかしい。
何も起きないことが、何にも取り組まずゆっくりする自分が怖い。
迷った時ほどストイックにやれば道は切り拓けるとこれまでの経験で学ぶことはできている。
後はやるだけ。
なぜ、こんな誰もやったことがないことが好きなのに就職のときはあんなに「みんなと同じ」になりたかったんだろうか。
内定を頂いてた会社に最後はいるのが嫌だったのも、お客さんからの評判が悪く価値が出せない、そして結局one of themになってしまいそうな環境が怖かった。
いつもならぶち壊すという根拠なき自身が生まれるはずなのに、どうも仕事だと自信なくしてしまう。
本気だからこそ不安になる。
でも、負けない。
いわゆる大手も行ってすごいことが大半の中、ベンチャーですごいやつになってそのまま本当にすごいやつになった最初の例になりたい。
「誰もやったことがやりたい」
「そのことで目の前のお客さん、ユーザーが喜んでくれるサービスを創りたい、提供したい」
負けない。