なかなか更新できずにいた。

 

 

 

今日読み続けていた「ビジネスマンの父より息子に送る30通の手紙」という本を読み切った。

 

 

 

一昔前にベストセラーになったようだが、本当に素晴らしい名著であった。

 

 

全体を通して言えるのはユーモアと父から息子への愛がすごいということ。

 

そしてそれがまるで自分を息子として語りかけてくれるように錯覚させる。

 

 

 

 

細かく言うと

 

 

挑戦し続けること。本当の成功者はみな失敗から学びを得られる人間である。

 

 

周りは自分より優秀な人間で囲むべきである。人というのは周りから影響を受けるものである。だから、学びたいものを持っている人の近くにいることが大事である。

 

息子が1年間の休学をしようとするとき、それは学業からの逃げであると説き、1年間無償で行くか、父親の提示する期間に親父が全額負担していくかのどちらかにしろ。

 

 

どれだけの責任を果たせるかで成功の度合いは決まる。

 

 

人生は上り坂の戦いである。一つの問題を解決すればすぐに次が来る。そして怠けた分は必ず後で帰ってくる。

 

 

「バカをさらけ出すよりも黙っていてバカだと思われるほうにいい」1オンスしゃべるために1ポンド黙る。常に人の話を聞く量を自分がしゃべる量よりも多くしろということである。そのほうが客筋にはより信頼できると思われる。

 

 

 

企業家に必要なもの。客の求めるものが分かる。自分の信念を貫き通す。自分の犯す危険の大きさを正しく推測できる。

 

 

幸福とは何かをすることである。人生においてこれがしたいと思えることがなくなったときに人は幸福を失う。

 

 

 

優れた指導者はそのメンバー間、そしてその組織外と組織をつなぐ、そういった人間である。つなげてつなげて自然とチェーンを作れる人。そして大胆に物事を決めきれる人である。

 

 

「生きがいになるほど楽しいことをさせてもらう前には必ず苦しいことを乗り越えなければならない。これは人生の常である。」

 

 

エピクテートス(BC50-120)「宴席でのマナーを守るように人生においてのマナーを守ることを忘れてはならない。自分の料理がくるまでまつ。消して早く欲しがろうとしない。一人分だけとる。子供についても、嫁についても、仕事についても同じである。

 

 

 

そして著者は全体を通じて訴えている大きなメッセージが二つ

 

「準備を怠るな。分からないことがあればまず調べて取り掛かるように」

 

「適切な人間を配置しろ。その人が本当にその地位、仕事がベストなのか熟考しろ。」

 

 

この二つのメッセージがメインであったように感じる。

 

 

お金の使い方などで、小金を管理できればおのずと大金は管理できるという教えはまsに自分に言われているようだった。

 

 

何せ小金に気を留めず大金を失ってきたから。

 

 

お金は信頼を表すようにも思う。お金をきちんと扱えないと融資も受けることができない。

 

 

 

今は派遣でひーひー言いながら、そしてこれからは週5回の固定の契約社員として働くのも含めて、本当に社会人になろうとしている。

 

 

 

周りは、とゆーかサークルのみんなはまだ学生感覚で物事を楽しんでいる。

 

正直うらやましいし、蚊帳の外になった感じがする。。。。

 

ただ、この本を読んだことで改めて気を引き締めることができた。

 

 

FBではフィリピンに留学中の友人がどうやらクラスで1番を取ったらしい。そんな頑張る友人を持ちながら「自分は大学生だから」などと言って遊んでいてよいのだろうかと思ってしまう。

 

 

先の著者の言葉にもあるように「本当に楽しいことの前にはすごい苦労がある。」

 

 

だから今は4月からの楽しいことのために今苦労をする時だ。

 

 

ここでウォード氏のように偉人の名言を乗せれるだけの教養があればいいのだが、それは10年後の自分に期待して、その名言を集めるべく読書に耽ろう。